4月11日千葉北波乗り紀行①

初心者サーファー脱出の巻

アキレス腱が痛い、体は重く目は開かない

アラームの音は遠くで鳴り響く。

止まる事は無い…

隣で寝るハニーに肩を叩かれ起きる朝。

幕張ICでの朝焼け♪幻想的な朝♪


そりゃそうだよなぁ‥

昨日は11時半に寝て、鳴り出すアラームは

4時設定。

いつも7時間は寝たい私が。

今日は5時間睡眠・・・


海に行く時は、当たり前のこのルーティーンに

まだまだ慣れない10年目

季節によって。
波によって。

寝起きが変わるのだから不思議だ

眠くてしょうがない日もあれば、スッキリ起きれる朝もある…

出発

4月にもなれば5時ごろには完全に明るくなる

朝の澄んだ空気を吸い込むとのような香りが

春の朝を感じさせる。

それぞれの季節には香りがあるが
移り変わる瞬間にしか感じられない
混ざり合った空気が好き

早起きとは三文の得とは、よく言ったもんで♪

少しずつ明かりが多くなってきた早朝4:30
濃いめのコーヒーと冷たい麦茶をお気に入りのHydroに入れて。

約2時間半の道をウキウキしながら進む

今日の予定

今日の波は南風5メーター腿腹セット

2021年オリンピック会場でもあった釣ヶ先海岸や

一宮海岸に向かおうと思う。

バリにいる友達の紹介で知り合った先輩はパイロット。
今日はバンコクから成田へ行き帰ってくるらしい

お昼ごろの待ち合わせで午後はワンセッション。

一緒にできるかもしれない。

早朝の高速


高速へ向かう道はガラガラで、

車もほとんど走ってない

走ってる車は営業車か他県ナンバーの高級車

やはり時間のできた人たちが人混みを避けて遊びに行くのだろう

早朝の高速道路は不思議な世界で、10年目になっても

どこかパラレルワールドへの入り口のような世界。

ドラえもんがタイムマシーンに乗って進むあの道だと思っている。

日常からは切り離されて、思い描く世界へ連れて行ってくれる。

夢想ワールド

今日の波を頭でイメージして、どんなターンを波に刻むのか考える

そんな良いコンディションではないけれども

通えるありがたさに感謝しつつ、

事故なく怪我なく安全に出かけられる事に感謝。

波が押し寄せるパワーはとても不思議で

約70キロの私の体が1回転も3回転もするほどパワフル

約1メートル70センチの分厚い発砲スチロールで出来た塊が

うねりに乗って離さない。

体重乗せて当て込めば爽快なんてもんじゃない。

約10メーターから20メーター走れるLINEに
自分のスタイルを刻んだとき…
後ろから迫るパワーを受けて走り出した時…

サーフィンでしか感じられない、

 波との一体感爽快感に発狂する。

ただ波の上を走っただけなのに、

目に見えない何かを包んでいるかのような

抱擁感がたまらない。

焦ることなくじっと待っていても…

欲しがりになってたくさん漕いで…

波を見つけた時も…

波に乗れたときに見える景色や抱擁感は唯一無二の魅力だろう。

シチュエーションへの心酔

海へ入る前、全身の中に入ってくる空気潮風

海に包まれる自分を癒す車内BGMは、季節ごとに海とリンクする。

その土地や波によって、集う人たちの雰囲気もスタイルも

音楽やランチのメニューまで、それぞれの味わいを持つ

サーフィンポイント

バリのサンセットやハワイのサンセットに癒される目標を作るのもあり♪

それを楽しめるのも自然と融合している

アウトドアスポーツの魅力ではないだろうか…

生演奏であるはずの浜辺は、出来上がっているヒットソングのよう。

その日の波が奏でる波音は不思議と毎回違うのだ。

サイズのでかい日には間髪なく

押し寄せては打ち寄せる波の轟音が止まらない。

とりあえず全てが心地よく体に染み渡る幸福感に変わる

第2話へ続く

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