4月11日千葉北波乗り紀行②

初心者サーファー脱出の巻

心地良い気温にはまだ程遠い気温と水温

4月の海に入るのは、サーファーと漁師くらいなもんじゃないだろうか。。。

漁師は海とレーダーを見るけれど。

サーファーは波だけを見てドキドキする。

アウト(沖)から波の筋が見えれば、、、

インサイド(岸)では炸裂する。

波のパワーが地面の浅さと擦り合わされ

ゆっくりと持ち上げられ浮き上がり割れる。

その感覚は、波のパワーが大きければ、

地形が長く遠浅であれば、時間をかけて一定のリズムでやってくる。

タイミングを掴む呼吸を感じるのがサーフィン。

サイズの表し方

波に乗ることが出来る時。

波の大きさは身体の部位で表される

スネ、ヒザ、モモ、腰、腹:(小波)

胸、肩:(ファンウェーブ)

頭、頭半、ダブル、トリプル:(デカ波)

多くの場合、ファンウェーブは腹から肩くらいじゃなかろうか。

頭サイズまでくると、慣れた中級者以上でないと

怪我やカレント(離岸流)が発生した際に巻き込まれ事故になる。

波の味わい

自分の力量や泳力を加味した上で、

波情報を駆使して1番楽しめるポイントを狙う。

当然、エラ呼吸もできないし水中では思っている以上に

体力を消耗するのが人間である。

引きの強いインサイドの波

そんな試行錯誤の上で掴んだ波から眺める世界に

魅了される人は後を経たない。

真っ直ぐに伸びた水の壁は、

自分の板とシンクロして「真っ直ぐ前に進め!

ボトム(波の底)に降りて勢いつけてから当て込め!

様々な声を聞かせてくれる。

ポイントやその日の風向きによって性格が変わるのだから堪らない

優しい日もあれば、アグレッシブに煽ってくる日

一向に乗せてくれない日

なんなら「海に入るな!」という日もある。

そんな声に応えられた日もそうでない日も、

海に入った後には、全てを置いてきたような

爽快感に包まれ、幸福感で胸がいっぱいになる

海は小さな人間の悩みやら恐怖やら不安やらの負のエネルギー

水に溶かしてくれる気がする。

海に来た日と次にくる日までの間に起こったことを回顧し、

良かったことと悪かったことを波間に整理する時間は

精神的にも健康に良い気がする。

(たまにボーッとして良い波を逃す時は、悔やまれる…
後、1パドルしてれば…なんて。)

海上がり

晴れた日には、車に積んで置いた飲み物が命の水となる。

(炭酸飲料は避けたい。喉はカラカラなのに勢いよく飲めないwww)

ついついやり過ぎてしまう為、いつも脱水症状気味。

いつもより多め水分補給に気を遣いたい。

人生で常温の水が1番美味しいと思う瞬間第1位!(自社調べww)

たった数メートルしか離れていない筈なのに

風の強さ香りが全く違う。

これもサーファーならではなのではないだろうか?

海の上では心地良い風だったのに、

陸に上がればなんだか辛い冷たさに感じたり、愉快な時もある。

高低差の関係か?地面と水面との違いなのか…?

夕方の乾いた空気の中で感じる疲労感なんてもはやご褒美💖

2時間やら3時間も入れば言葉にできない満足感

達成感に心地良い疲労感が応えてくれる。

海上がりのシャワーに、ウエットスーツの重さからも解放される。

正にドラゴンボール、主人公「孫悟空」が

道着を脱いだ時に出た「ドサッ」の効果音がピッタリ。

開放感と疲労感、自然のくれた不思議なパワーで満たされる。

入水する時間やその日の天気によって毎日違った表情を与えてくれる

海の魅力に取り憑かれ早10年。

あぁぁぁサーフィン大好き。

また明日から頑張れる。

ずっと長く続けたい…

そんな風に感じられる私の大切な趣味である。

また海へ行こう。

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