7月に入れば気温も夏真っ盛り
水温も温かくなって気持ち良く海を楽しめる季節

波情報サイトを確認して
波の良い日は海へ行きたくて
ウズウズ…ウズウズ…
コロナ禍に端を発して
アウトドアに注目が集まった2020年
オリンピックに「サーフィン」が追加され
人気急上昇中のサーフィン

和かなスマイルで颯爽と
海へ漕ぎ出す自分を想像している
貴方へ贈る本日の記事…
サーフボードについてご紹介
私のサーフボード遍歴
12年目に到達したサーフィン歴の中で
多くの「出会い」と「別れ」を
繰り返して来ました

狙った波でのテイクオフが9割達成するまでの
約4年間は1本のサーフボードを愛用しておりました
1番最初に購入したサーフボードが
↑ちょうどこういった商品で↑
当時はPU(ポリウレタン)だったので
ぶつけすぎて中身がブヨブヨになるまで
使い倒しました
(ソフトボードなら
壊れるリスク少ないし
浮力があるので短くても十分練習できるので
初心者の方でも6’00”から使えます)

さて筆者が1番最初に購入した
思い出の初心者サーフボードセットは
6’11’’のサイズからスタートしました

現在はバリ島で見つけた
シェイパーの作品を1本(EPS)
メインボードには敬愛するシェイパーの方へ
オーダーしたサーフボード(PU)を乗っています

そもそものスタートは
6’11″(6フィート11インチ)のファンボード
楽🔴市場で発見したスターターキットで
ウェットスーツからボードケースまで全てセットになって
10万円ほどの商品を購入しました
(激安…)

今思えば破格の値段でオーダースーツが作れたので
機能性も良く7年着込んだ3mmウェットスーツと
有名アウトドアショップ「🟣ラサキスポーツ」様には
とても感謝しています

1番最初に入った海は茨城県の海の子ポイント
朝の5時からぶっ続けで午後2時まで
「テイクオフ出来るまで帰らない」と決めて
膝波サイズの波に挑み続けて始まった
サーフィンライフ

サーフィンは体力の消耗が激しく
技術的にも難しいスポーツ
正直言って…
「万人が楽しめるスポーツ」とは思えません
ただそんな困難に諦めずぶつかって
乗り越えた人にしかわからないステージに
自分を感じられる特別なスポーツでもあります

理想のサーフィンスタイルに辿り着くまでには
長い道のりがありますが…
是非相棒として成長を促してくれる
愛しいサーフボードを迎えて頂きたいと思います
サーフィン必須道具①サーフボード
初心者の方がイメージするサーフィン道具で
真っ先に思いつくのが
サーフボードではないでしょうか?
短いものから長いもの
厚さも様々で
波によって使い分ける「サーフボード」

「早速始めてみたいけど右も左もわからない…」
そんな時におすすめの方法が
「どんなサーファーになりたいか?」
目標を決めて見るという視点
大きな波にチャージして
チューブを抜けるサーフィン

色々な技を繰り出して
綺麗なターンを決めるサーフィン

大きなロングボードを駆使して
バランスを楽しみながら
良い波を乗り熟すサーフィン

ノーズライドで波と一体化する
メローなサーフィン

波に乗る全ての方が持っている
理想のサーフィンスタイル
ショートボーダーからロングボーダーまで
どんな波にも対応できるためのスタートに
私がおすすめしたいのはファンボード

なぜ「ファンボードから始めた方が良いのか??」
その前に…
それぞれのサーフボードが持つ強みを知って
分析していきたいと思います
ロングボードの強み
まずサーフボードは3種類に分類されます
①ロングボード 9インチほどの長さから10インチほどの大ぶりな板 厚さは太め
②ファンボード 7インチから9インチまでの中型サイズの板 厚さはやや太め
③ショートボード 5インチから7インチまでの短い板 厚さは薄め
サイズと厚さによって3種類に分けられるサーフボード

素材も様々で壊れにくいスポンジ製や
ポリウレタンが軸になっているもの
それぞれに良さがあります

多くのサーフショップの方々が
初心者の方へ向けたサーフィンスクールを
見ておりますと…
使用されている板のほとんど
いや全てが巨大なロングボードです
なぜ初心者サーフィンスクールでは
ロングボードが多いのか…

それはサイズが大きいので(3メートルはあります)
2人1組でレッスンを受けるスタイルなら
それぞれ交代で楽しめるのでスクール効率もUP
浮力が十分にあるので打ち寄せる
波のパワーに負けない安定感があるのです
ひっくり返されたりせず
サーフボードの上でよろめいてしまっても
分厚い板の上なら安定感抜群
すぐにテイクオフが可能になります

波に乗れた時の爽快感を味わう為には
最短でサーフィンを楽しめるロングボード

スクールで使用するサーフボードの多くが
スポンジ製なので安全性を考慮した
浅瀬で行うスクールの場合なら
海底にぶつかっても壊れることはほぼ皆無です
人にぶつかっても大きな怪我はしないでしょう♪

お客様の達成感&爽快感を
早くから提供でき怪我も事故も起こりずらい
スポンジ製ロングボードは
初心者の方にとってもお店にとっても
強い味方なのです
ロングボードの弱み
ただロングボードは「波に乗る」というよりも
「水の上に敷いた板の上に乗る」が
メインになってしまうというところに違和感を感じます

波が打ち寄せるフェイス*にも
1番パワーの乗ったポイントがあります
(ピークやコブ)
そこにサーフボードを合わせれば
後ろから押し出す様に均一に
パワーが乗り抜群の安定感と
ソリッドなスピードを得られます
※波のそり立つ表面のこと

初心者の内は大きなロングボードを持って
パワーの乗った「良い波」が来るところまで
出て行くことはほぼできません
結果的に…浅瀬で波が無くなった後の
白波(スープ)で練習することになるのです
それではサーフボードに立つことができても
今後の理想を実現する上で
大切な波のパワーポイントについての
判断能力が感覚的に養われ辛いと考えます

スピードとテイクオフ
ボリュームのある(大きく分厚い)サーフボードの場合
乗った時や走っているスピードは失速しますが
安定させてくれる板はテイクオフがとても早いです
波の押し出してくれるパワーを受ける側面が大きいので
小さいボードに比べて早く波に乗れることができます

逆に短く薄い板は
波が押してくれる面積が少ない為
安定感がなくテイクオフが遅くなります
その為パドルをたくさんして
「波の打ち寄せるパワー」に「自分のパワー」も加算して
テイクオフを完成させる必要があります
↑の様な大きな波でさえ置いていかれないように
必死でパドルするプロサーファー
波のパワーポイントである
「ピーク」を見つける技術が
身につけばサーフボードが軽い分
乗った時と走り出した時のスピードは格段に上がります
「ピーク」を見つける技術は
サーファーにとって必修科目
適度な長さと厚さを擁し
波が来ればショートボードよりも
早くテイクオフができる
ただ…ロングよりも薄く短いので
ピークを意識した行動を取らないと
テイクオフできない…
常にピークを探し出す練習とセットで
サーフィンを楽しむことになります
たくさんパドルする癖も付くので
体力向上にもピッタリ

これからサーフィンを始める初心者の方には
「難易度高め」に感じるかもしれない
「ファンボード」ですが…
将来的に「ショートボーダー」として
華麗なテイクオフから深いボトムターン
そして高度なオフザリップや
エアリバースを目指す方には
最短でゴールに近づく過程として
認識していただければ幸いです
そして心配ご無用…
続けてさえいれば自然と身体が慣れてきます!!
筆者自身の経験から断言できます

最初から「ショートボーダー」を目指すから!!
と言って短く薄いショートボード片手に
軽快に海へ向かってもまず持って上達しません
上達する前に夏が終わってしまいます笑
凍える海に入るための大きな勇気を養うためにも
「この温かい夏の間に波に乗れるようになる!」
(これは意外とめっちゃ大切…)
ファンボードの購入をおすすめします
ロングボードと比較すれば乗りずらいが
波を読む目が必要なファンボードで
練習することで今後の伸びが変わります
パドルが強く波を見極める目を持つ
中上級者の乗るショートボードは
波の上でのスピードが格段に違います
波のパワーポイントを乗り継いで
そこから得たスピードで
豪快な技へ繋げる視野の広さに脱帽です
ショートボードを目指す方には…特に
サーフィンを楽しんでいく上で
技術の向上は大きなモチベーションへつながります
- ボトムを使ってリップが入った
- ターンをしてクローズな波を抜けてロングライドできた
- 波の面を横に走ることができた
そんな実感がまた次回の波への想いを生み出す根源

長くやればやるほど確実に技術は進歩していきます
初心者を脱出して中級者〜上級者になる為
いつまでも「初心者か…」と言った目で
見られるわけには行かない
1番大切なのは
波の持つパワーを見極める目
だからこそ
テイクオフに難易度を付けた
ファンボードをおすすめします
2年もファンボードを乗り込めば軽いリップはお手のもの
波の見え方が全く変わってくるはずです
筆者が始めた時にはなかった
ファンボードのスポンジ素材も
ここ最近では登場しているので
壊れにくくとてもおすすめです
(2年のファンボード歴の中で5回壊しました泣)
サーフィン世界大会元CT選手が
プロデュースしたODYSEAや
3回の世界チャンピオンになった
ミックファニング手がける
MFsoftboardsの登場で
さらに親しみやすくなっている
「スポンジ製ファンボード」

ショートボードよりも
パワーを拾い
パドルも進む
波に乗れる回数は減ってしまいますが
波のパワーやうねりの捉え方を
考える能力が養われる

購入サイズについては
身長プラス30cm前後なら
ショートボード向き
40cm以上は
ロングボード向きの乗り味
以後お見知り置きを
ロングボーダーになるにも良いこと満載♪
サーフボードの大きさや厚さ
云々の前に知っておきたい!
波のパワーポイントや
うねりの方向に身体が感覚的に慣れてくれば
サーフボードを選ぶ際にも着眼点がシャープになります

ロングボーダーになった時にも
自分の目標へ早く辿り着けるはず

テイクオフのタイミングから
サーフボードのレールの使い方まで
細やかなところに意識が向くようになるものです

浮力も少なくテイクオフも遅い
ファンボードで練習していたあなたなら
よりテイクオフし易く
ゆったりメローに波と遊ぶ
そんな体験を満喫できるのではないでしょうか?
厚いながらも長く続く
ロングの波でノーズライドからの
ハングテンを決める

そんな日も近いのでは無いでしょうか?
波のポテンシャルを見極めるファンボード
技術向上のスピードが上がると信じます
サーフィンスクールは良いこと尽くめ♪
初めてサーフィンを覚える上で
サーフショップのスクールは
初心者の方にとってサーフィンへ
気軽に触れられる最適な環境

スクールに通ってロングボードを使い
テイクオフを覚えるのは全然悪いことではないし
海には緩やかに流れがあるので
安全面に置いても
上級者の方に見てもらえるスクールは
とても良いサーフィンツール

台風が近づいていたり
大潮周りの時間帯には海の状況は一変します

そんな時に命を守ってくれる先生が
ショップに控えているのです
ただ単純に安心です

週末に行けば
混み合っているお店で仲間もできるし
南国の香り漂う
千葉県一宮エリアなら都内からのアクセスも最高

千葉県九十九里エリアは
ゆったりと1人の時間を楽しみたい人向け
サンオイルや日焼け止めの香り漂う
夏場のビーチは雰囲気も最高です
夏の思い出を作るのには最高
綺麗なシャワールームに
管理された駐車場があれば
せっかくのお休みを台無しにしてしまう
トラブルに遭うことも防げます
サーフィンスクール費用
1回のサーフィンスクールの金額は
道具など含めて約1万円
(店舗によって異なります)
一度習ってしまえば後は
反復練習が基本のサーフィン
最初に購入してしまうのが
1番安上がりではあるものの
不安であれば2〜3回は
レンタルボードを乗り比べてみて
(1度につき5000円前後)
しっくり気に入った商品の
似たものを購入するのが的確だと思います
多くの初心者の方が
不安に感じるであろう最初のサーフィン道具

筆者自身は最初にファンボードから始め
現在に至るまでに得た感想を軸に
お伝えさせて頂きました
コメントなど頂けましたら
随時返信させて頂きたいと思います
長々とご清聴頂きありがとうございました
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