
ダンパーで終わってしまう前や
間違えて前乗りしてしまった時
クイックなプルアウトが
できる人っていますよね?💡
サーフィンが上手な人ほど
プルアウトも上手なのは何故でしょう?
どうやったらできるようになるのかな?

フロントサイドとバックサイドで
それぞれコツがあります
1つづつ丁寧に解説します
巻かれず回避できるプルアウト
プルアウトはテイクオフ〜波を楽しんだ後
波に巻かれずアウトに出るために
必要な技術
大きな波になればなるほど
大切になってくるプルアウト
波が来るたびに巻かれていては
体力が削られるばかり…
頭サイズの波が割れる寸前で
プルアウトできず咄嗟の判断が鈍れば
大怪我にも繋がります

海外のサーフシーンでは必須
特にバリ島やオーストラリアなど
リーフポイントの多い場所では
インサイドまで乗れる
良い波に恵まれることがたくさんあります

そんな場所は大概がリーフポイント
(地面が動かない珊瑚や岩なので
良いうねりがタレることなくやってきます)
リーフポイントで長く乗り繋いだ後
もしもプルアウトせず
浅瀬で巻かれてしまうと…
鋭いリーフで足や背中に
怪我をしてしまいます
サイズのある日にはもちろん
海外サーフポイントでは
特に
スムーズに波から降りて
アウトへ再度出て行くために
会得しておきたいプルアウト
アウトへ出るための練習方法やコツはコチラの記事をご参考ください
大きな波を超えていくプルアウトの方法3選
プルアウトには主に2つの方法があります
- 波を越えるプルアウト
- 波の腹に潜り込むプルアウト
「波を越えるプルアウト」フロントサイド編
波が大きな幅でワイドに割れる時
(ダンパー)になると
予見できたら割れる手前までに
出来るだけトップへ向かいます
膝の屈伸運動で勢いをつけて
裏側へ抜ける方法があります
(割れたところに頭から突っ込むと…
フィンや板が波の勢いに巻かれて
自分へぶつかってくる可能性があります
捕まって流された分
パドルアウトの距離も増えるので
理想はスープに捕まらず波の裏側へ出る事)

波によって様々な特徴があり
「コレをやっておけば
間違いなく超えられる」と
断言できる方法はありません
ただし意識しておきたいポイントは
限られております
レギュラースタンスのコツは
姿勢を低く
力を抜く
レールを意識する
この3選

姿勢を低くしてから
足の力を抜いて波側のレールを入れる
すると身体も波へ向かって倒れていくので
流れに身を任せて波の裏へ抜けられます
基本的にスピードを付けていないと
失速し巻かれるのでアップス&ダウンを
繰り返し勢いのままにプルアウトへ移行します
スピードさえついていれば
体重移動もビビットに反応してくれます
早い割れ方をする波
早い割れ方をする波の場合は
「ボトムに降りる時間や
勢いをつけるタメがない」ので
スピードを落とさずに
トップ目掛けてレールを入れます
体重が波のパワーに負けなければ
波に巻かれずに裏へ残ることができます
波のトップに近い際には
その場で膝を使い大きくアップスすることで
クイっと波のトップを超えられる場合があります

状況に合わせて使い分ける必要があるので
意識しながらプルアウトする練習をしてください
反復練習が1番大切
「波を越えるプルアウト」バックサイドの場合
バックサイドは
波を背中側に見るスタンスなので
自然と目線が遠くへ行きがち…
その結果背中を意識する
バックサイドのプルアウトは難易度が上がります
スープに捕まらない様
波のパワーポイントを見極めて
バックサイドもプルアウトの練習を
行なってみてください
姿勢を低く
抜けたい方向を見て
後ろ足で板を蹴り出す

フロントサイド同様
姿勢を低くすることで
板のコントロールが簡単になります
視線でリードしてあげれば
身体も自然とそちらへ開いて行きます
進む視界がひらけて行くので効率的
(あまり波のピークは見ずに
その奥へ身体を反らせた方が
後傾でレールが入りやすい)
プルアウトしたい方向へ後傾姿勢を取れれば
体重が乗ってスムーズにプルアウトできます
(成功)
最後にデッキパッチに乗っている
後ろ足で板を蹴り出せば
サーフボードもスープに巻かれず
波の裏へ身体も板も戻ります
フロントサイドに比べて
背中を意識して行う
バックサイドのプルアウト
難しさが際立つポイントですが…
何度も挑戦していると
不思議とスッと板が周る日が来ます
ついついテイクオフやオフザリップへ
意識がいってしまいますが
レールや体重移動のコツが詰め込まれた
プルアウトを習得すると
リップやテイクオフにもつながる
レールワークのエッセンスがギュッと
詰め込まれている良い素材だと思って
意識するだけで上達スピードもアップします

波の腹に潜り込むダイレクトプルアウト
<波が速いスピードで割れてしまう時>
<スープを超えることができない時>
そんな時に使える「ダイレクトプルアウト」

張り出す波の腹部分へ
板ごと差し込み
波を突き破るイメージ
顎を引いて割れそうな波に
頭から入るとうねりを
身体全体で受け止める形になります
身体を小さく丸めて
波と一体になることで
身体だけ残り波は通り過ぎていきます
(ドルフィンスルーに似たプルアウト)

サイズがある日はタイミングが大切
割れる手前の張り出した波へ
突入するのがコツ
波が小さい日なら
スープに向かって板ごと入っていけば
パドルアウトする距離が短くなります
早く割れやすい潮の少ない日に
チャンスは多くやってきそう
まとめ
波を乗りこなし
華麗な技の練習をする前に
必要なプルアウトの技術
混んでいる海や
ピークの少ないポイントでは
このプルアウトができることで
早いゲッティングアウトが可能となり
結果的に波へ乗れる回数が多くなります
- 波を越えるプルアウト
フロント:姿勢/力を抜く/レール
バック :姿勢/視線/最後の踏み込み - 波の腹に潜り込むプルアウト
波の腹へ板を差し込み突き破る
この2つを練習すれば
海外トリップへ出かけた際に現れる
「リーフポイントも恐るるに足らず」
日本は多くのポイントが
砂ポイントなのでプルアウトに失敗したら
足をつけることができます
ただ…波に乗り終わったらすぐさま
海面へ足を着ける癖が染み付いてしまうと
「リーフポイントのサーフィン」が
怖くなってしまいます
(無意識になってしまうと
なかなか治らない癖…)

リーフポイントは
果てしなくパワーが続きます
ピークのうねりは終わった筈なのに
スープでもパワーがあるので
初心者あるあるとしては欲張って
乗りすぎてしまう時があります
その時には「気持ちいい&楽しい」
のですが乗りすぎると…
徐々に水面が黒く変化し始め
(リーフが見えてきます)
水深が恐ろしく浅くなってきます…
(潮の引いている時間には
100mも乗れば水深1mを切ってきます…)

そこで「足を付かないプルアウト」ができないと
足裏やスネ・ヒザをリーフやウニの棘で負傷してしまいます

「砂ポイント」が多い日本だからこそ
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